やることリスト
- 出席者リストを作る
- 出席者全員にお誘いメールし、アンケート
- 必要なものを購入
- 出席者のプロフィール画像を入手
- シール用紙の印刷
- 返ってきたアンケートでプロフィール帳データ作成
- プロフィール帳を印刷
- プロフィール帳を出題順に並べる(冊子型は製本する)
- シールとプロフィール帳をパッキング
- あとは本番で読み上げるだけ!
こんど歓迎会の予定があるんだ~! レストランも予約したし、楽しみ~!
……でもただゴハンを食べるだけだと、あんまり話さない人とか、どうしても出ちゃうよな~ なんかちょっとしたゲームでも、できないかな~
お困りかな
あ、あなたは!
通りすがりのジャンガリアンハムスター、ひゃむ太郎だ
ひゃむ太郎!?
今日はキミに、「ホントは仲良くなりたいけど、意外とお互いのこと知らない」メンツで楽しめる、とっておきのクイズを教えてあげよう
まじすか!
(誰!? まぁ話を聞くくらいいいか… 有益だったらラッキーだし…)
- プロフィール帳クイズとは
今回キミにおススメするのは「プロフィール帳クイズ」だ
プロフィール帳クイズ!?
小学校の頃、プロフィール帳とかサイン帳って流行らなかったか? 色んな質問の書かれた紙をみんなに記入してもらう…
ありましたね! なんなら今も実家にあるんじゃないかな
うむ。この「プロフィール帳クイズ」とは、そのプロフィール帳の顔と名前の部分だけが隠れているものを作り、飲みの席などで全員に配って、 これは誰のプロフィール帳なのか?を当てるクイズなんだ
へー!
このプロフィール帳クイズは自己紹介が自然にできる。仲良いと思っていた人の意外な一面も知れて面白いぞ。 参加者も、教えたくないことはやんわりとぼかすこともできる。さらにその「やんわりぼかされた」回答であっても、その人らしさを感じられればクイズの回答時にはヒントにもなる。
なるほど
また参加者ひとりひとりに使う時間も自然と平等になるから、話し過ぎる人に適度に黙ってもらえ、更にまったく話さない無口な人が置いてきぼりにされることもないんだ。
はぇ~
準備がちょっと面倒だが、凝った余興を準備することを考えれば、かなり楽!なはずだ。
ほぉぉ~
オヤツを探して脱走していた俺だが、ちょうど冒険にも飽きていたところだ。今日はやり方を教えてやろう
脱走中なのヤバくないすか! でもせっかくなんで、お願いします!
1.出席者リストを作る
当然だが、まず出席者を全員リストアップし紙に書きだそう。 この紙はチェックリストとして何回も使うからな
うっかりミスでも 誘われなかった人がいたらヤバイっすもんね
クイズどころじゃなくなるな
2.出席者全員にお誘いメール、ついでにアンケート
LINEやメール、インスタのDM……なんでもいいのでともかく全員にお誘いの連絡を送ろう
ここでさっきの出席者リストが役に立ちそうっすね
うむ。そしてついでに、プロフィール帳の質問も送ってしまおう。その際、
質問の回答期限 は 「〇月☆日(△曜日)□時まで」 です
と一緒に伝えるのを忘れずにな。参加する人数にもよるが、だいたいクイズをやる日(飲み会の日)の10日くらい前までに全員から回答が返って来ていれば、余裕をもった作業ができるぞ。
うぅ~ん、こういう文面を考えるのって苦手なんすよね
そういうヤツもいるだろうと思って、お誘いテンプレートも準備しておいた。一例のみだが、よかったら役立ててくれ
ありがてえ!
3.シール用紙、プロフィール帳用の紙を購入
連絡が済んだら、回答が返って来るまでの間、やれる作業をやっておこう
何やったらいいすか
完成品をイメージして 3点 ほど必要なものを購入してほしい。その3点とは
プロフィール帳を印刷する紙(A5)
シール用紙(A4)
ラッピング用袋
だ。
シール用紙??
このプロフィール帳クイズは、正解が発表されるたびに、本人のプロフィール画像のシールを貼り付けて、プロフィール帳を完成させていくんだ。誰でもできる作業で飽きさせないし、完成したプロフィール帳にも愛着がわく。カンタンだから、高齢の方やお子様がいたとしても対応可能だ
オレもシール貼るのって なんか好きっすね
うむ。そのために、当日みんなに配るためのシールを印刷しておく必要がある。そのための用紙を買っておいて欲しいという話なんだ。
いくらくらいするんすか?
うむ。だいたい20人分で1000円くらいだ。
意外と安いっすね
うむ。必要なシールの数だが、「人数×人数」になる。
必要なシート枚数は「人数×人数÷24」だ。
20人以下なら下の商品1点で間に合うぞ。
ちなみにウチは家にプリンターないんですが大丈夫っすかね……?
何ッ!? 家にプリンターがあると思って話していたぞ……。家にプリンターがない場合は二つの方法がある。
・コンビニなどで普通紙にカラー印刷(一枚60円~)し、自宅で購入したシール用紙に貼り付ける
・お手伝いプランスタンダード(¥3980~税抜)に申し込む
お手伝いプランスタンダードは用紙を買う必要がないし、プロフィール帳の方の印刷もやって送ってくれるから楽ちんだ。
オレは金ないんでコンビニのネットプリントでやってみます!
うむ。それと、自宅のプリンターで印刷する場合は、プロフィール帳用の紙も用意していおてくれ。 コピー用紙でも問題ないが、ちょっといい紙にすれば高級感を出すこともできるぞ。
4.出席者のプロフィール画像を入手
ここからはシール用の印刷データを作っていくぞ。まず参加者 全員の写真を集めよう
友達のハム次郎は写真嫌がりそうだな
うむ。顔写真が難しい場合は、LINEや使っているSNSのアイコンなどでもいいぞ。その際、このクイズをやる全員が見覚えのある本人の画像や、その人をイメージできる画像にするのがミソだ。自画像を描いてもらってもいい。
それなら大丈夫っすかね
もし写真が趣味の仲間などがいる場合は、全員のポートレートを撮影してもらうのもいいかもな。写真を撮られるのを嫌がる人もいるので、オレたちハムスターを手の上にのせる時のように、優しくそっと頼むんだぞ。嫌そうならすぐに諦めよう。SNSの画像も許可を得てから使おう。
はーい!
5.プロフィール画像をシール用紙に印刷
プロフィール画像が集まったら、シールのデータを作成していく。下のリンクはラベルメーカーのエーワン様の超絶便利アプリだ。
ちなみにスマホでアプリをダウンロードする場合、アプリがうまく動かない場合があるみたいなんだ… その場合は諦めてスタンダードプランを購入するか、パソコンでやるしかない…
オレのスマホは問題なく動いたっす!
よし。完成したら、購入したシール用紙に印刷しよう。
コンビニで印刷する人は、印刷した紙をシール用紙に貼り付けよう。この時、面倒でもスティックのりで全体にまんべんなくのりを塗ってから貼り付けよう。四隅にのりを付けて軽く貼りつけるだけでは、内側のシールが印刷紙とシール用紙とで剥がれてしまうからな。貼り付けたら一つづつ切り抜いていこう。
オレこういう単純作業 好きなんすよね
頼もしいな。オレはハムスターだが、細かい作業がどうしても苦手なので、プリンターが家になかったらはスタンダードプラン(¥3980税抜)を申し込むだろうな。
ハムスターにもいろいろいるんすね
6.返ってきたアンケートをプロフィール帳に記入していく
そうこうしているうちにアンケートも返って来るだろう。アンケートに答えてくれたことに感謝して、いよいよプロフィール帳を作っていこう。
全員からアンケートが返ってきてるか、リストを消し込んで確認した方がいいかもっすね。
うむ。そうしたら、まずこちらのページでテンプレートを入手しよう。それぞれのイメージに合わせて、一人づつデザインを変えてもいいかもな。
よさそう!
うむ。そうしたら、この画像にテキストを追加していくんだ。最近流行りのアプリCanvaならスマホからでもパソコンからでも編集できるからオススメだ。他にもPDFにテキストが追加できるAdobeAcrobatや、パソコンであればAdobeのillustratorやフォトショップ、Microsoftのワードやエクセルでもいい。
Canvaやってるんでそれでやってみます
うむ。自分でできそうにない場合は代行サービスのスタンダードプランの購入も視野に入れてみてくれ。
金ないんで、自分で頑張ります!!
7.プロフィール帳を印刷
全員分のデータができたら人数分 印刷していこう。
今回は4人でやるので、4ページ×4人分=16枚印刷するっすね。コンビニのネットプリントだと一枚60円だから合計で960円か。
自力でネットプリントするよりもスタンダードプランの方が安く済む場合もあるかもな。もちろん家庭用プリンターがあれば費用は抑えられる。ただ、画像編集が得意であれば、できたデータを縮小してA4の紙に二人分印刷し、後で裁断するようにすればネットプリントの料金は半額にできるぞ。
あッ そうか
ところで、じつはオレは、家電オタクでもあるんだ……。実は家庭用プリンターも今はそんなに高くはない。
急に何!?
こんな安い機種もあるぞ。ただ、安い機種は本体が安い分、交換用インクの値段が高かったりする。なのでこの機会に少しフンパツしていいプリンターを買っておくのもいいと思うぞ。
家庭用プリンターが家にある!という場合でもインクがない!ということもとても多い。おせっかいかもしれないが、慌てる前にチェックして、十分早めに買っておいてほしい。
8.プロフィール帳を出題順に並べる(冊子型は製本する)
印刷したプロフィール帳を出題順に並べよう。
冊子型にする場合は製本しよう。製本と言ってもホチキスでとめるだけだが……
できました!
いよいよ完成だな
9.シールとプロフィール帳を梱包
印刷したシール用紙を人数分切り分けよう。
そうしたら、プロフィール帳とシールをいい感じに梱包しよう。写真は透明のOPP袋に封入し、スミにゴールドのマスキングテープを貼ってみたぞ。
なんかプレゼントみたいっすね!
Zoomなどオンライン参加者が遠方にいる場合はその人の分を発送しよう。この時、開催まで1週間以上の余裕があるなら、普通郵便が最も安い。1週間切っているなら、佐川メール便などの宅配便を利用しよう。2日を切っているなら、データだけメールで送って本人に印刷してもらうのもアリだ。
今回は電車で2時間圏内のメンツだけで集まるっす!
なら、当日に この「プロフィール帳クイズ」セットを人数分 持参するだけで大丈夫だ
10.あとは本番で読み上げるだけ!
飲み会の適当なところで「じゃあ、プロフィールクイズやります!」と言って、全員にセットを配布しよう。集合→乾杯→食事→こなれたころクイズ、という流れが一般的だろう。みんなは事前にアンケートに答えてくれているし、かわいいプロフィール帳がもらえるので、好奇心が刺激されている。そのため、「急に何!?」みたいな空気にもなりずらい。余興を始めやすい空気になっているはずだ。
くあ~なんかドキドキしてきたっす!
「それじゃあ、プロフィールクイズを始めます。みなさんセットを開封してください。」 「正解を発表したら、真ん中にセットのシールを貼ってください!ではさっそく一人目からいってみましょう!最初の方の、子どもの頃の夢は~」という感じで、一つづつ読み上げていく。プロフィールを全部読み終わったら、みんなにこれは誰のプロフィールと思うか?聞いてみよう。
これを全員分 読めばいいっすね!
そうだ。一人で読み上げるのがキツイ場合は、幹事が他にいれば交代でやるもよし、参加人数が多ければローテーションで全員に読んでもらってもいいだろう。
なんかワクワクしてきたっす!
おわりに
あとはみんなで盛り上がるだけだな。
今回の手順では、最終結果として、「勝敗」、「正解数」、「ランキング」、「賞品」などはあえて考慮に入れなかった。そういうのを入れても盛り上がるだろう。入れる場合は、ルール説明の時に「全問正解者(もしくは、正解の一番多かった人)にはコチラをプレゼントします!」という案内を入れればOKだ。
しかしゲームの特性上「全員が主役」の良い雰囲気になる。なので、その雰囲気を壊さないよう、あえて勝敗をつけないとか、全員に同じ景品をプレゼントするとか、(敗北者へ配慮して)表彰はサッと終わらせるとか、あまりにもくだらない・いらないものが景品になっている、などの結末がいい場合もあるぞ。
なるほどな~。オレの場合は今回4人しかいないし、みんな顔見知りだし、今後も仲良くしていきたいメンツだし、終わったら「仲良し賞」として全員に500円のスタバチケットを進呈、とかにしようかな。
そうだな。3000円のAesopのハンドソープを優勝者一人だけにあげるよりも、そっちの方が2000円のコストでなおかつ会の後の雰囲気がよくなるかもな。
コスパもいいっすね
おっしゃー!めちゃくちゃ楽しみになってきたっす!
うむ。オレも久々に友達とやってみたくなったぞ。さて、飼い主が心配するからそろそろ帰るとするかな。
ありがとう!ひゃむ太郎先生!